自分がレズビアンに気づくきっかけ

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pixivに投稿していますが、そのままです。
・・・

隠してもいないですが、
こうして自分語りをするのは初めてかもしれない。
題名の通り、自分がレズビアンに気づくきっかけを話します。

私は普通の家庭で、何不自由なく、普通に異性愛者として生まれてきました。
初恋は小学2年生の時、初めて仲良くなった男子生徒でした。
無知でピュアな私は普通に恋をして普通に違和感なく男の子を好きでした。
同性愛が存在することも知りませんでした。

(学校で同性愛なんて習わないし教えて貰えないのも今となっては疑問なんですが)

そんな中で小学3年生頃から本も読み、難しいことも知っていく中、読書が好きだった自分は漫画コーナーにある男同士の表紙が並んだ棚を知り、気になって仕方なくなっていた頃がありました。
そこから知識はどこからやってくるやら今となってはよく分からないし、全然覚えてないんですが…、BLというジャンルに目覚め、腐女子が出来上がりましたが……その時には同性愛という世界を初めて知りました。

中学生に入り、男同士の漫画があるなら、女同士の漫画もあるんじゃないか？と。
その時に考えるようになりました。
当時の心理としては、女同士の漫画を見るのは少し抵抗がある…。
だけど、自分に置き換えてみると？
あれ…もしかしたらいけるかも？と感じました。
見るのは遠慮したいのに、自分がそうなるのは嫌じゃないのはどうしてだろう？
思春期の自分が必死に考えたことでした。

もしかしたら、自分は女の子も好きになれるのかもしれない。
と結論に行き着いたのは高校1年生。
初めて同級生の女の子の友達にメールで告白しました。

(高校は大阪にあるとある女子校に通っていました)

返事はOKでした。凄く嬉しかったのを覚えています。
あぁ、やっぱり女の子も好きなんだと思ったものです。
それでも色々経験したいもので、男の子との恋愛も捨て難いと思っていた当時の自分はその子と別れてからも男女両方と付き合って別れてを数回行いました。
身近な人は初めの2回であとはみんなネットで知り合った女の子、男の子でした。
自分探しの模索でもありました。
上手くいかないことが多く、ネットで知り合った男性に関しては写真要求や、胸が見たいと迫られたり怖い思いをすることがあり、男性恐怖症になり恋愛の価値をほぼ見失っていきました。
それからは恋人を作ることをやめて、ぼんやりしていました。

専門学校に入り、色々新しい出会いをし、男の子と恋愛をすることが何度かありましたが、やはりどんなにいい人でも優しい人でも男性に嫌な思いをさせられた、という記憶はなかなか消えないし、嫌なことだけはやたらと植え付けられるものだと思うんですよ。
男性恐怖症が残り、やはり何かが違うことを頭のどこかで感じていました。
長く付き合いを続けられる彼氏。

あぁ、うちってこの人と結婚するだ…。
(一人称はうち)
となんとなく思ったのですが、一つ大問題があったんですよ。
彼氏とデートはしてもセックスはしたくない。
そう、セックスのことです。
本当に嫌だったんですよ。
過去の嫌なことがあった植え付けからなのか、男性器に対して異様なほどに嫌悪感をもっていたんです。
本当にこの人と結婚していいの？
結婚したらセックスもしなきゃいけないのかな？
自分の中に入れられることへの恐怖よりも嫌悪感が凄かったですね。
もしかしたら自分は性嫌悪症ではないか？

強く悩みました。もう自分はセックスのしない付き合いで人を愛していこう。とまで決めました。

そんな中、ネットで知り合った女の子に何が起こったのかよく分からないんですが、強烈に惹かれて、当時付き合っていた彼氏とも別れ、女の子と付き合うことになり、5ヶ月は付き合っていました。
その期間、自分に感じていたことは女の子への強い愛情と性欲でした。
自分に無かったはずの性欲に困惑したのを覚えています。
その時に自分は女の子が好きなんだ、自分はレズなんだとようやくしっかりと認識出来たんだと思います。

以降、女の子とばかり付き合っています。
これが自分の生き方だとやりやすさを感じながら。
付き合うことに不運があるのか、長く続く恋はなかなか出会えないのですが…(笑)

ここまで経験談？として語ってきましたが。
私の周りはわりと恵まれてて学校で偏見をされたことがありません。
ですが、家族にはまだ言えていません。
カミングアウトするにはまだまだ心が弱いと感じる毎日です。

日本が、世の中が、もっと生きやすくなって、誰もが性的マイノリティであることを、隠さなくていい、そんな未来が来れば、自分自身も両親に言えないなんてことは無かったのではないかと感じます。
最近ではLGBTQと言う言葉が増えてきて、同性パートナーシップ制度が出来て、世の中が変わってきていると感じますが、まだまだ偏見の強い国です。
LGBTQは普通じゃないとか、生産性がないとか、結婚は出来ないとか、子供が作れないとか色々言われることがありますが、同性愛でも異性愛と同じで人を好きになり、愛して、一生をその人に遂げたいと思うのです。
何一つ、変わることはないと思うのです。
同性愛の人にも平等に結婚が許されるようになれば、お見舞いやお葬式、さまざまな場面でパートナーの立ち会いが許されるようになります。それがいまでは実現されません。
日本で同性愛者の結婚が許されることを願っています。
全ての人が行きやすい世の中になりますように。

2019年3月1日
蒼井和希

蒼井和希/あおい和希

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私も言いにくいのですが女の子好きになったことあります(私は女です)
私も日本でも同性結婚者が許されるようになればいいのになと思います

生産性がない、とか少子高齢化に貢献するべきだとか普通じゃないとか
そういうのってあくまで偏見ですよね
誰が誰を愛そうが好きになろうがその人の自由なのに
否定される理由なんて全然ないですよね
男の人と結婚したい人はすればいい、女の人と結婚したい人はすればいい
もっとそういう自由とか、
そういう同性愛者が許される世の中になってほしいと思いますね

すいーとぽてと@もっちゃんとペア画中
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