一次創作経過報告
創作 小説最高ランク : 42 , 更新:
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ひゅう、ひゅう――雨模様の風が木々を鳴らす。
冷たい空気と共にやってきた冬の木枯らしが、僅かに開いた窓枠から部屋の中へ吹き抜けていた。
古めかしい外観の割に最先端の設備が備え付けられているこの屋敷だが、残念ながら少女の部屋に暖房器具は設置されていない。
山の上に存在するこの家は冬の季節となると凍えるように寒く、少女の両手足は擂粉木(すりこぎ)のように感覚がなくなっていた。
いよいよ自分は死んでしまうかもしれない――そう少女が考えてしまうほど限界に近づいていた。
一日三回はきちんと届けてくれる食事も栄養になっているか分からない。
ホカホカと湯気の立つ温かい野菜スープでも与えられれば良いものの、使用人たちが運んでくるのはあのアルプスの少女と同じく固いパンと水道水。
自分が一体、何をしたと言うのか。
多分、彼女自身が気付かないうちに両親の機嫌を損ねてしまったのだろう。
気を紛らわせるべく口のあたりを両手で円く囲み、ハアーと息をかけたりするがその効果はイマイチ。
父親は一週間ここで生活しろと彼女に命じていた。
時計も何もないので時間間隔は曖昧で、鉄檻付きの窓から見える太陽だけが唯一の情報源だ。
***
現在、執筆中の「悪役たちに祝福を」の序章から一部抜粋しました。
昔よりはマシになりましたがまだまだ文章が単調で情景とか感情とかの描写が分かりにくいですね…
これから色々と忙しくなるのでしばらく創作活動からはお預けかな?って気もします。
というか、あまりにひねくれ過ぎて王道ヒーロー系を書く気がしません。
なろうとかの転生チートもの好きじゃないので<(_ _٥)>
「ウロボロス・レコード」って作品、ご存知方いらっしゃいませんかね?
ああいったダークヒーローもの大好物です。
ついでに恋愛ものも、純愛もの(ただしヤンデレ)みたいなのが好きです。
占ツクのヤンデレは…あれヤンデレじゃなくってただのメンヘラじゃね?てかDVだろ?なので基本地雷です(m´・ω・`)m ゴメンネェ
なのでこの作品のメインヒロインと相手役の男の子も基本歪んだ感じの恋愛(?)関係です。
あ、お友達は随時募集してます٩(*´︶`*)۶
そのうち本垢でもお迎えに参りますので悪しからず…
フォロワー外から失礼します。
貴方のフォロワーに関する作品です。
一読ください。
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/ITAIZOKIMI/
http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sigunituite/
http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hch5hch51/
輪舞曲
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