秋とばかの相性は如何に

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最高ランク : 14 , 更新： 2019/11/13 6:36:47

「秋」といわれて、なにを想像するだろうか。

食欲？スポーツ？芸術？読書？紅葉？

いろいろ素敵なワードが飛びでてきそうなものだけれど、わたしはそう問われれば、迷わずに「不調」と答えるだろう。

なにを言っているんだと思われる人も多いだろう。
わたし自身もそう思う。
けれど気がつけば、秋になるときまって調子がすこぶる悪くなるようになり、こんなふうに答える寂しい人間になってしまっていたのである。

体調が悪くなるのはもちろんのこと、精神面ももろもろの技術も不調になってしまうので、ほんとうにいただけない。

昨年は高熱で寝込み(後に完治せず咳喘息につながった)、一昨年は原因不明の高熱にうなされ(精密検査をしても不明だった)、その前の年は精神的にまいってしまい学校を休みがちになり...などなど。

そしてこれを書いている現在はどうなのかというと、声帯から喉にかけて違和感があり、おまけになにをしても虚無感におそわれているといった有様である。

からだとこころにダブルパンチ。
そんなにいじめてくれるなよ、しくしく。
そんな気持ちでいっぱいである。

文字に起こしてそれを見るだけでも調子が悪くなってきそうなことがあまりにも続いているため、「これはもしや、わたしのせいだけではなくて、なにか他に原因があって不調に陥っているのではないか？」という考えに至り、思いきってグーグル先生に尋ねてみることにした。

すると先生は、「秋バテでしょうね」と教えてくれたのである。
その時間、およそゼロコンマ1秒ほど。
なんて親切でなんて仕事が早いのだ。

そしてそして、さらっと流しかけたが『秋バテ』とは一体なんなのだ。

まあ簡単にいえば、『気温による自律神経の乱れ』だそうで。
要するに、自己管理がなっていないというだけであった。

なんだ。結局原因は自分自身だったのかよ。
疑問はなくなったものの、いささかすっきりしない結果に落ち着いた。
やや不満である。

そんなこんなでつらつらと書いているいまも、やっぱりすこし身体がだるいし喉に違和感がある。
今日は、温かいお風呂にゆっくりつかってはやくベッドに潜りこんで、ぐっすり眠ろうかな。
そうしたら自律神経の乱れもきっと改善するだろう。

あ、でも今日はゲームのイベントの最終日だ。
だめだイベント走らなきゃ。
ゆっくりするのは明日でもいいかな。

うん、こんなだから『秋バテ』になるのである。
まさに絵にかいたような『ばか』である。

まあなんとかなるでしょう。ケ・セラ・セラ。
みなさまはくれぐれもお気をつけくだされ。