トミカとトミカプレミアムの走りの差

どうも、マニアックな物についてでしかロクに語れない者です

疾走するトミカプレミアムの86grmn

今回はトミカの走りについて書きたいと思います。

といってもトミカプレミアムと通常版トミカの差に重きを置いて書きます。

トミカの走りの差とは

ここでは主にトミカ峠を走らせた時の話で単純に速さのことで書いていきます。

トミカには１台１台個体差があり、僅かな車軸の歪み、タイヤの状況によって細かく差が出てきます。

もちろん、車種が違えばもっとガッツリ走りに差が出ます。(上記の要素に全長、全幅、重量の違いも加わるので)

その中でも走りにもっとも影響する部分、それはやはりタイヤ部分と考えています。

タイヤ部分のメンテナンスを怠ると走りの良いトミカでさえもよく走りません。

今回はそのメンテナンスを常に行い良好な状態に保っているという前提で書きます。

トミカとトミカプレミアムの差

トミカ50番　トヨタGRヤリス(購入価格450円)　僕の持っているトミカの中で最速車

では本題に入ります。上の画像はトミカのGRヤリスを横から撮った写真です。

この車体には、見慣れたタイヤが履かされていますね。

これは俗に言うトミカタイヤというもので、これはトミカタイヤの中でもスポーツタイプの物になります。

トミカプレミアム16　トヨタ 86grmn (入手価格780円)

次にこちらのトミカ。こちらには見慣れないタイヤが履かされていますね。

実はこれトミカプレミアムの特徴の一つで、車種専用のタイヤが用意されているのです。

もちろん、通常版トミカにはこのタイヤを履いている車種は無く、同じトミカプレミアムにもこのタイヤを履いているのは86grmnただ１車種だけです。

専用タイヤということはトミカプレミアムとトミカでは走りが違う？

そういうわけでトミカプレミアムとトミカで走りが違います。

特にプレミアムな方には、見た目をよくするために専用タイヤを使ったことでこんなことが...

このタイヤの違い、わかりますか？　上がトミカで、下がトミカプレミアムです。

よく見ると、トミカプレミアムのタイヤに窪みがあるのです。

これはトミカプレミアム特有のもので、専用のホイール部品の取り付け部なんです。

それぞれのタイヤが半回転するごとにこの窪みが回ってきます。

すると...

実は走りに対して不利だったトミカプレミアム

悲しいかな、この子はあまりできない子だったのです。

あの窪みのせいで指で押してゆっくり転がしたときに明確な抵抗を感じます。

トミカ峠でタイヤの窪みによるジャラジャラという音を立てながら懸命に走る様子は必死にその宿命に抗っている音なのかもしれませんね...

トミカプレミアムが通常トミカに走りで劣るのです。

これを解決するのは、タイヤ交換しかありません。

最速のGRヤリス。この写真を撮るのにも苦労した。

しかし、トミカプレミアムでもできる子はいる

僕の持っていたトミカプレミアムのうち以下の車種はタイヤの窪みがありませんでした。
・ホンダ シビック Type R
・トヨタ AE86型 スプリンタートレノ
これらの車種はトミカ峠において軽快な走りを見せました。

そして先ほどは86grmnとGRヤリスを比較しましたが、走りが劣るとはいってもそれなりのスピードは出ます。

路面と車軸部分にオイルを塗ればそれなりに遊べます。

見た目が良くて、品質が高くて、人気でカッコいいスポーツカーばかりがラインナップされている

これはトミカプレミアムだけの魅力です。

走りは劣っても、その魅力は劣りません。どうか皆さんも持っているトミカプレミアムを愛してやってください。