【オリジナル小説】#2

小説 オリジナル
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最高ランク : 30 , 更新: 2018/03/05 16:20:58

もう、なんか続き書きたくなった。

占いツクールで小説作ってると、サッサと作らないと読者に怒られそうでw
その癖かな……wwww

_________________________

学校のチャイムが鳴り響く。
こんな格好で行けるわけがない。
私はどうしようか考えていると、廊下の方から靴音が響いていた
助けてと言おうと思ったが、これは私の報いだろう…
静かに息を殺す
バレないように
そんな必要はないのに
その時だった
「誰かいるのか?」
明らかに男子生徒だ
どうして、女子トイレの中に?
ま、まさかコイツへんt____いや、そ、それはないだろう…
ポタポタと服から雫が落ちていき、静かなこの空間に音を漏らす
「いるんだろ?授業行かなくていいのか??
俺が言えないけど」
「いいのよ。出たくないから」
「はぁ?なんでだよ。サボりじゃん」
何も知らないくせにベラベラと…
誰か知らない人に助けてもらうなんて無理
私は小さく息を吐いた
「なぁ、出てこいよ。」
「なんで」
「お前誰だよ」
静かにトイレの鍵を開ける
そして、ゆっくりと扉を開けた
「は、お前…姫月じゃん……。」
目の前にいたのは私が好意を抱いている
黒崎 大雅くん
「な、なんで黒崎さんが此処に!?」
「え?あぁ、俺?w保健室でサボろうかなーって思ってたけど追い出されてきたw
んで、教室取ろうかなって思ったら靴が擦れる音と雫が垂れる音したから誰かいんのかなーって」
私は唖然とする
「てか、なんで濡れてんの?いじめ??それ」
「え…?あ、ち、違うよ」
「違うことないだろ」
そう言って私に近づく
私の体がカタカタと震えている
「誰にやられた?」
「関係…ないでしょ」
震える私の体を見て、黒崎さんは抱きしめた
黒崎さんの暖かい体温が私に伝わる
「っ!ぬ、濡れちゃうよ!!」
「いいよ、別に」
私は顔を赤くさせて、身を預ける
暖かい
数分後、体を離して言った。
「保健室行こうぜ。放課後、俺と一緒に帰らね?」
イケメンで有名でそして、モテる男子の黒崎さんと一緒に帰るなんて
さらに目、つけられちゃうよ
私が拒否しようとしたら、黒崎さんは私の口元に人差し指を立てた
「拒否権ないから」
(は…?ふざけんな。私に拒否権ないとか……)
保健室に行き、残りの授業を全てパスした

放課後、待ち合わせの場所にいると、黒崎さんが走ってきた
私の服は乾いているけれど、まだ湿っているためブレザーだけは脱いでいた
「ごめんごめん。待った?」
「あ、ううん。ね、ねぇ…なんで私と?」
「さぁな」
そう言って先を歩く
私はそれについて行き、隣を歩いた
すると、後ろから声がした
アイツらの声だ
すると、黒崎さんは立ち止まり、私を見る
私を真っ直ぐ見つめて、アイツらに見せつけるように私を抱きしめた
「ちょ、ちょっと…!!」
「いいから」
私の頭を撫でながら抱きしめている
「は…?何……?なんでブスの姫月が??」
「ん?あぁ、ごめんだけど…姫月 櫚亜は俺のだから。
お前らよりも、めちゃくちゃ可愛いし」
私は黒崎さんの服をギュッと掴んだ
嬉しかった
助けてもらったのが
涙が溢れてくる
声を押し殺して、嘘だとバレないように私も演じる
ずっと、黒崎さんの胸板に手を当てて鼓動の音を聞いているだけだが
それだけで、演技なのだ
「えぇ?黒崎くんってぇ…ブスが趣味なのぉ?」
「え!?お前らってさ…虐めるのが趣味なの!?マジ!?!?
俺そういうの無理なんだよね。
俺の好み知ってる?身長が低くて、顔が可愛くて優しくて思いやりのある子がいいんだよね。
どう?櫚亜がぴったりくるっしょ?」
嘘だってわかってる
わかってるのに
嬉しくて…………
「な、なによ……行くわよ、アンタら」
そう言っていじめっ子は帰って行った
「ね、ねぇ…」
「ん?」
「どうして、ここまでしてくれるの?」
「俺の好み言っただろ?そういう事だよ。」
全く話についていけない
私は優しく黒崎さんの体を押した
「どういうことかわからないよ」
「マジ?いや、あの…俺が、お前の事好きっていうか……
うん。好き。これはマジな気持ちな」
嘘なのか本当なのかよくわからない
私は何も言えなかった
「俺がさ、姫月の事守るから。約束するよ」
「私なんか…みんなの盾だから。私は貴方の盾になるだけ
助けれないの」
「いや、俺がなにがなんでも助けに行くし…俺が好きな人を助けないわけないだろ?」
ニッと笑い、私の頭を撫でる
(どうして…)
私の願いだった
黒崎さんと付き合うのは
「こんな私でいいなら…」
「全然いい。むしろ、俺はお前じゃなきゃ嫌だから」
そう言って私と黒崎さんはカレカノという関係になりました
次の日からも私のいじめは続いていたけど、言葉通りに
黒崎さんが私を守ってくれた
口でおうむ返ししたり、私に水をかける人がまた私にかけようとした時に盾になったり
この人が言う守るが本当だった事が私は嬉しくてたまらなかった
助けてくれる人がいる
そう思うと嬉しくて涙が出そうだった
私は……大雅くんに身を預けよう…
そう思ったのだった



第2章 終

AzuNe@歌い手活動中


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