検察側の罪人

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8月最後の日に、「検察側の罪人」を観てきました。

※軽くネタバレがあります。ご注意ください。

家に帰ってきてから
映画の素晴らしい余韻に任せて

こうツイートしたのですが、
やばいですね。馬鹿丸出しですね。

この映画は観ていてつい力が入ってしまうような、
ノンストップ、それもかなりのハイスピードで物語が進んでいく感じ。

こういう刑事モノ(これは"検事"モノだけど)とかミステリーって
どうしても状況を説明のするための
セリフとか描写が多くなりがちだけど、
これはポンポン場面が変わっていくから退屈しなかったです。

でもその分頭は使ったよね～！笑

「この人誰だっけ？」
「それってどんな事件だったっけ？」

常に頭の中を整理していかないと
混乱します……少なくとも、私は。笑

観終わって真っ先に思ったのは
「もう一回観ないと」でした。汗

普段から私は
映画やドラマをあまり観る方ではなくて
演技や演出に関しては全くの素人ですが

それでも分かる凄さなんですね。これ。

まずはなんといっても役者陣の演技力。
次々と移り変わる表情に微妙な声の変化。

物語の中には「キムタク」も「ニノ」もいませんでした。

本当にこの検察側の罪人を
映画館で観て良かったです。ほんとに！

あとは原田監督といえばこれ、ってぐらい
お決まりのことらしいのですが
独特なカメラワーク(と編集)ね！

ぐわ～っと登場人物たちを追いかけたり
突然切り替わって顔のアップになったり。

とっても印象的でした。

怒鳴るシーンが多そうだなと
予告を見て思っていましたが
……まあ予想以上。

強烈な描写も沢山あって
しばらく映画のことは頭から離れなさそうです。

昨日の夜は最上と沖野の夢まで見てしまいました。笑

全体的には(内容を整理しきれなかった私が言うのも変なんですが)
お客さんの解釈に任せる部分が多いというか
120分でまとめるには少し盛り沢山かなと感じました。

近々また映画館に行こうと思います。
2回目だから気付けることもありそうです（^^）。

最後にね、言いたいことは、
やっぱりニノの声はいいってことです……。
もう、ぞっくぞくしながら聞いてました😳